見ないと損!?

CANSLIMの投資方法

C=cuurent earnings(当期四半期のEPSと売り上げ)

A=Annual earnings(年間EPSの増加)

N=New product or service(新興企業、新製品、新経営陣、新高値)

S=Supply and demand(株式の需要と供給)

L=Leader or laggard(主導銘柄か停滞銘柄か)

I=Institutional sponsorship(機関投資家による保有

M=market direction(株式市場の方向)

このすべてを満たす銘柄を買う

 

C=cuurent earnings(当期四半期のEPSと売り上げ)

EPSとは一株当たりの利益のこと

収益性を見る指標

3か月に一回の決算報告で売り上げとEPSの上昇している銘柄を探そうというのがC

1株探で見たい銘柄の決算に行く。

2売上高と修正一株益を見る

3売り上げ20%以上、一株益25%以上になっているか見る

この時必ず売り上げが上がっているものを選ぶ

減価償却などで一時的に一株益が上昇することがあるが売り上げを伴わない一株益の増加は一時的なものに過ぎないから売り上げの増加を見るまた不動産などの売却による一時的な増加にも注意。継続的に本業で売り上げを伸ばせるかを見る必要がある。もし売り上げがあがっていたら決算報告書や株探のニュースをみて一時的な収益(不動産や減価償却)がなかったかみる。探すべき銘柄は今まさに成長し始めたばかりの急騰する直前の銘柄。

 

A=Annual earnings(年間EPSの増加)

1決算で通算業績の売り上げと修正一株益をチェック

2売り上げが25%以上、修正一株益(EPS)が25%以上になっているか見る

投資家は慣性の法則にしたがう。つまり過去に成長してきた銘柄は今後も成長するであろうという期待。

例えば、去年打率1割のバッターが今年だけいきなり3割になっても周りは期待するかな?それよりも毎年3割のバッターが今年は4割になった。化ける予感がしませんか?

株でもこれと同じようなことが言える。株は人気投票だから投資家が期待すればするほど株価は上がる。なのでみんなが上がると思う銘柄をかうのがとても重要。

 

N=New product or service(新興企業、新製品、新経営陣、新高値)

新興企業というのは始めたばかりで急成長している企業(ベンチャー企業

1株探で見たい銘柄のニュースをクリック

2そこに新サービスのニュースがのっていたら新サービスがあるということだけ抑えておく

新サービスの見分け方は

・聞きなれない用語があること

・すごそうな感じがすること

この二点で見分ける。聞きなれた用語は新製品や新サービスとは言えない

また、素人が聞いて「おっ」と思うようなものでなければいけない。例えば、吉野家の101店舗目なんて驚かないですよね。また素人だけでなく投資家が驚くサービスである必要もある。新経営陣が来ても素人では判断できないので気にする必要はない。

それよりも新高値のほうが重要。大部分の間違いは、下がっている株を買う!というもの。PER(株価収益率)が下がったから、前の高値よりもずいぶん安くなったからなどという理由で多くの人は安くなった株を買います。だけど、PER(株価収益率)の下がった株値段の下がっている株というのは理由がある。ここで大事なのは、高値を更新している株を買うこと。

上がっている最中の株は暴落するんじゃないかと買うのをためらうもの。しかし、研究では、高値を更新している株のほうが上がる確率が高いということが証明されているのです。決して底値では買わず買うのが怖くて仕方がないときに買い、死ぬほどうれしい時に売る!

 

S=Supply and demand(株式の需要と供給)

高値を更新した瞬間に出来高が増えることを意味する。

1見たい銘柄のチャートをクリック

2原則週足だけど高値更新のときは日足で確認

3高値を更新したチャートと出来高に注目して拡大する

高値を更新したときの出来高に注目してその出来高が今まで

出来高(左に並んでいる出来高)よりも50%以上(前日よりも1.5倍)増えていれば

Sを満たせる。

株が本格的な上昇をするためには、機関投資家保有が必要。そして、機関投資家保有したサインは出来高の状況で分かる。

いわゆるダマシでは株価を上げることはできても、出来高の増加を伴わせることはできない。(要するに株価が上がっても出来高が上がっていなかったらダマシ)そのため、この株価の上昇がダマシによるものなのか、機関投資家による買いのサインなのか見極めることが重要。

 

L=Leader or laggard(主導銘柄か停滞銘柄か)

その業界で1位である必要があるということ。株式市場では1番であることが一番重要

一番を見つけるには

1見たい株のチャートをクリック

2比較をクリック→業界が同じでほかの会社の株価を比較したグラフが出る

3一番だったらLを満たしている

 

I=Institutional sponsorship(機関投資家による保有

機関投資家とは個人ではなく何億もの資金を運用する法人のこと。

株価の上昇は機関投資家の買いがなければ成り立たない。

いくら個人が寄せ集まって100万.200万の買いをいれても

何十億という資産規模の機関投資家が売りに入ればひとたまりもない。

それほど機関投資家の動向は重要。そこで注目すべきところは

直近で機関投資家の買いがあるか!

を知る必要がある

1見たい株の大株主をクリック

2直近に大量保有のニュースが出てくる。株式市場では株の大量保有を行った場合

には、世間に公表する決まりがある。もし企業名などではなく個人名であっても

資産規模が大きい場合は機関投資家として扱う。

M=market direction(株式市場の方向)

個人の株ではなく、市場全体が上昇トレンドなのか、あるいは下降トレンドなのかを見極める必要がある。そしてこれがもっとも重要かつ判断が難しい。

どんなにいい銘柄を見つけたとしても市場全体が下降トレンドであればほぼ確実に株価は下落する。

また、利益の乗っている銘柄でもこトレンドを無視するとあっという間に利益を失うばかりかマイナスに転じてしまう。

市場を制する者は株式を制する!

市場の方向(トレンド)を見極めるにはまず日足でのチャートの確認が必要。でも日経平均を確認すべきではない。ダウ平均株価とS&P500を見る!

なぜ外国かというと

一つ目は、世界市場はアメリカを中心として動いているから。アメリカの株が暴落すれば必ず日本株も暴落します。リーマンショックがいい例。そして景気に敏感で情報を持っている投資家はアメリカにいるから。情報の発信源はアメリカといっても過言ではない。なのでアメリカの株がもっとも景気を表している。

二つ目は、圧倒的な投資資金の差。日本の市場はアメリカの市場に比べて流入する資金量が少ない。その結果、アメリカ市場が上昇トレンドにあっても、日本の市場がパッとしなかったりするなどはっきりしたトレンドを判断するのが難しい。圧倒的な資金量でトレンドがはっきりわかる、そんなアメリカ市場が観察対象に適している。

市場の観察は日足チャートでみる。まずは市場の天井を見つける

1ダウ平均をクリック

天井付近のチャートの日足でダブルトップになることが多い

そして出来高に注目。天井の近くで月に4~5回の出来高増加を伴う売りがあれば

機関投資家の売りサインであり天井が近い。

しかし一日で大量の出来高増加を伴う日があれば機関投資家の売りのサインとみなしていい。もしダウ平均株価とS&P500でこのようなサインが見られればたとえ上昇中でもすぐ売りにかかったほうがマジでいい。

 

次に市場の底のサイン

1ダウ平均株価を見る

底の見極め方は反発から4から7日以内に1.5%以上の出来高を伴う株価の上昇

このサインが見られれば株の売買を開始。トレンド変換後に買いのチャートパターンを示した株がもっともリスクが少なく、上昇する可能性を秘めている。

 

買いのチャートパターン

大成長する株は必ず特徴的なチャートパターンを示すことが歴史的に証明されている。

注意事項は

すべての銘柄は週足で確認する!

日足チャートはダマシの宝庫。

取っ手付きカップ

f:id:d-monm:20200519135646p:image

 いくつかのパターンの基本形だから絶対覚える。

①では過去に大きく株価を上げたことがあること前提。そして②では上昇するものの

①程上昇しない。そして。②の高値を更新したタイミングが買うポイントこの買いのポイントをピボットポイントという。買い=ピボットポイント

f:id:d-monm:20200519140322p:image

そこの広さや取っ手の長さなどを何度も見て形状を覚える。

期間も短すぎるものや長すぎるものは除外

 

取っ手付きソーサー型

取っ手付きカップと違い①の底が取っ手付きに比べてより平坦に近くなだらか。

あとは同じ。

 

f:id:d-monm:20200519141106p:plain

 

 

f:id:d-monm:20200519141748p:image

 

ダブルボトム型

 

f:id:d-monm:20200519141114p:plain

特徴は①よりも②のほうが株価が下がるというもの。そして

①と②の間の高値を更新した瞬間が買いのポイント。ただ、ダブルボトムに関して言えば、①と②の底値は非常に近いということ、また取っ手付きカップに比べて期間の短いものがある。

 

f:id:d-monm:20200519141127p:plain

ダブルボトムに取っ手がつくこともある。

そこの期間が短いものもある

 

平底型

平坦型は大きな変動のない株価から急に大陽線をつけてから一気に上昇するパターン。

f:id:d-monm:20200519141133p:plain

それまでの高値を更新するのが買いのポイント

f:id:d-monm:20200519141138p:plain

過去一年近く株価の小さな変動を繰り返し、ある瞬間から大陽線をつけて抜け出たパターン。出来高も増加しているのも注目。

期間が短いパターンもある。平坦型の底の形成期間はほとんどが市場の暴落の間に形成される。ほかの銘柄が大きく下落する中でひっそりと機関投資家が買い占めを行っているためにこのようなパターンを形成する。

 

正方形型

取っ手付きカップの底がおわん型ではなく角ばって四角くなっているパターン。

f:id:d-monm:20200519141143p:plain

f:id:d-monm:20200519141151p:plain

正方形型は角ばっているのが特徴。取っ手をつけないこともあるが取っ手をつけたほうが成功率は高い。

 

上昇後に現れる狭いフラッグ型、上昇ベース型

f:id:d-monm:20200519141155p:plain

取っ手なしや平坦型で上昇した後にいられるパターン。安値からずいぶん値上がりしているため、購入をためらってしまいがちだが、このパターンの後に株価は上昇するパターンは多いので見逃してはいけないパターン。

f:id:d-monm:20200519141209p:plain

ダブルボトムを作り急上昇しているため、非常に買うのをためらってしまいがちだが、

このチャートパターンは強い上昇サインを示している。

 

ベース上にベース

ベース上にベースとは、二種類の組み合わせ

(1)取っ手付きカップ+平坦型

(2)平坦型+平坦型

なぜこのパターンを示すのかというと、これは市場のトレンドと大きく関係がある。

市場が調整のために大きく下落するタイミングが続くと、ほかの銘柄が急騰する中で、成長する企業の銘柄は、大きな下落とはならず、広い底を形成する。そのため、このパターンが出た場合にはこれまでの上昇するためのエネルギーが蓄積されているため、市場が上昇トレンドを開始すると、一気に暴騰する可能性を秘めている。

①が取っ手付きカップの底、②が平坦型の底。f:id:d-monm:20200519141214p:plain

①が取っ手付きカップの底、②が平坦型の底。

f:id:d-monm:20200519141225p:plain

取っ手付きカップからピボットポイントを超え、その後平坦型を形成している。

平坦型を抜けると一気に株価が急上昇しているのがわかる。

f:id:d-monm:20200519141228p:plain

①が平坦型に一つ目の底、②が平坦型の二つ目の底

f:id:d-monm:20200519141232p:plain

①が底入れ期間の長い平坦型、②がやや期間の短い平坦型。

このようにベースの上にベースのパターンはピボットポイントを超えて大きく上昇そることが確認されている。

 

取っ手なし型

上場後間もない企業にみられることが多い。底はV字あるいはV字に近い形を形成する。

前回の高値を更新したタイミングが買い。前回の高値を更新したタイミングが買い。f:id:d-monm:20200519141237p:plain

前回の高値を更新したタイミングが買い。

f:id:d-monm:20200519141241p:plain

底がV字。

 

 

売りのルール

売りは買いの100倍難しい。

一羽の手の中にある小鳥の価値は、茂みに隠れている二羽の鳥よりも価値がある

あるいは

利食い千人力

これから説明するルールに一つでも当てはまった場合は絶対嫌でも売ること。

 

ピボットポイントの-8%

買ったポイントから-8%を下回ったら必ず売る。

例えば、ピボットポイント(買うべきポイント)が100円だとして、100円で購入する。

そして、不幸にも92円になったとしたらたとえどんな理由でもすぐさま売却する。

適切なタイミングで購入した場合、ピボットポイントの-8%を下回ることはほとんどないというのは立証されているので何かしらの理由で銘柄選択を間違っている。

一時的に-8%になってすぐ戻っても売る。

 

上方チャネルライン

天井付近を当てることができるサイン。

f:id:d-monm:20200519155636p:image

 

 週足でそれぞれ高値を線でつないでいく。これを上方チャネルラインという。

するとあるポイントでその線の延長線上をはみ出すポイントが出現する。

まだまだ上がりそうなポイントで売るのが天井に近いポイント。

 

クライマックストップ

上昇を続けてきた株がこれまでで最大の大陽線と、最大の出来高を伴った売りサイン。

f:id:d-monm:20200519160232p:image

 

 売りポイントでこれまでで最大の陽線が見られる。そして出来高も最大。

このようなサインがでたら売り。

株は怖くて仕方がない時に買い、うれしくてたまらない時に売る。

 

イグゾースションギャップ

これまで上昇を続けてきた銘柄が窓を開けて急激な上昇を見せたサイン。

まるで株価が燃え尽きる前に最後の力を振り絞ったかのような感じ。

f:id:d-monm:20200519161015p:image

 取っ手なし型のチャートパターンで上昇したあと、窓を開けて、一段と上昇したポイントがある。ここが最大の売りのポイント。この窓のことをイグゾースションギャップ

という。このサインが出たら即売り。

 

レールロードトラック

天井付近でみられる大陽線と大陰線の存在。二本の線が平行に並んでいるのでこう名付けられた

f:id:d-monm:20200520073621p:image

 仮に、クライマックストップで売りそびれたとしても上のサインが出たらまだ売れるチャンスはある。

 

移動平均線をドカンと割ったら

株探では日足チャートで25日と75日、週足チャートで13週と26週の移動平均線がある。

最初の反発が見られた移動平均線をその銘柄の支持線とする。銘柄によって基準となる移動平均線は違うから最初の反発で判断する。次に、その支持線を割ったら問答無用に売る。支持線を見つける際は日足チャートと週足チャートの両方を見て探す。

f:id:d-monm:20200520073628p:image

これは日足チャート。①②で25日移動平均線のところで反発している。

つまりこの銘柄は25日平均線を基準にトレンドを作っている。株価を追っていくと

③のところで大きく支持線を割ってしまった。この現象は株のトレンドが変わったことを表している。このサインがでたらすぐに売る。

 

ダブルトップ

週足チャートでダブルトップをつけた時も売り。

f:id:d-monm:20200520073634p:image

これは週足チャート。天井付近でまるで二つの山がそびえたっているようなチャートがある。これがダブルトップこの形の後は極めて高い確率で株価は下落する。二つ目の山は一つ目の山より同じか少し低くなるのが特徴。

 

市場全体の下降トレンド

市場全体が下落すると保有する株のほとんどは下落する。

もし市場の転換を確認したら、保有している株はすべて売る

この作業がとても重要。市場トレンドに逆らってはいけないので潔く売る。

 

やってはいけないこと

日中にちょくちょく株価を見てしまう

株価のチェックは15時以降絶対。

しょっちゅう衝動買いをしてしまう

株の購入も必ず時間外。あと株の売買は冷静な判断ができるときだけ。

いつもドカンとやられてしまう

保有する銘柄は必ず三つまで。でもひとつだけに集中して投資するのも絶対ダメ。

一つの籠に卵をすべて入れるな

三つに分散

いつも慌ててそこで売ってしまう

絶対に日中は株価を見ない!

一度は買ったポイントまで株価は下落する。

指値で-8%の値を入れて置き下回ったら強制的に売るようにしておく。

すぐダマシに引っかかってしまう

チャートの形も良くピボットポイントで買ったにもかかわらず

翌日には株価が暴落しているパターンこの時実はCANSLIMのSを見落としている。

つまりピボットポイントをこえたタイミングで出来高が増えていないから。チャートが良くても出来高を注意深くチェックする。そういう意味でも時間外に分析がベスト。

ちょっと儲かるとすぐ売りたくなってしまう

株を売りたくなったらルールに当てはまっているか必ず確認。当てはまっていなっかたら決して売らない。

売却後に株が上がってしまい悔しい

CANSLIMのルールに従って売却した場合は一切悔やむ必要はない。

もし悔しかったら

天井を言い当てるのなんか不可能

利食い千人力

株式投資ではイレギュラーなことは絶対せずルールに従って取引する。

株を間違ったタイミングで買ってしまった

ピボットポイントからずれて買うのなら5%以内にする。

株式投資はルールに従う

失敗して挫折しそうなとき 

株式投資に失敗はつきもの。でも何で失敗したのか反省し学ぶこと。

良い銘柄がありすぎて迷ってしまう

四半期EPSをその中から比較して一番いいものを買う。

株を買ったらほかの銘柄は見ないほうがいい

隣の芝は青く見える

 

コツ

+20%で利食いし、-8%は強制的に売る

じつはピボットポイントから4週間以内に20%上昇した銘柄はその後何倍にもなる可能性を秘めている。

例外のルール

4週間以内に20%上場した銘柄は二か月保有する。

 

株でもうけた場合

全資産の1割は自分で運用し、9割はプロに預けその利益も運用してもらう。

プロとは バークシャーハサウェイのウォーレンバフェット

 

日経平均が下がる(下降トレンド)

楽天ダブルベアを買う!

 

究極の時短方法

株探の株価注意報を開く

年初来高値を更新した銘柄をクリック

新興企業をクリック

その中でマザーズの銘柄だけ分析する